以前、自分の中には「嫌われたくない自分」がいると書きました。
この嫌われたくない自分の存在には気づいていて、カウンセリングの自主練習をしていても、また嫌われたくない自分、次も嫌われたくない自分と最終的には嫌われたくない自分に戻ってきます。
わかっているのに、気づいているのになかなか進めない。
先日の自主練習の時に気づきがありました。
それは「怖い」ということ。
「怖い」から先に進みたくない。
幼い頃の怒られたこと、迷惑をかけてしまったことなどから感じていた感覚になるのではないか。と自分は感じていることに気づきました。
そこで辞めることもできましたが、今回は勇気を出して自主練習を進めてもらいました。
その中で幼い自分が母親に思っていたことは、「しっかりしなきゃいけない」「迷惑をかけてはいけない」「一人で頑張らなきゃいけない」。
だから、言うことを聞いて、我慢して、反論しないで、おとなしくする。
そうしたら母親に嫌われない。
「何もしないこと」が母親への愛情表現だったのです。
母親のこと大好きだったんだ。自分のことを見て欲しかったんだ。それを伝えるために頑張っていたんだということに気づけました。
そして母親には「嫌われていなかった」。
嫌われていると「思っていた」ということに気づくことができました。
それは勘違いだったんですね。
またひとつ進むことができました。
今までは自分の心の中を晒すことは、嫌われたくない自分がいるので、恥ずかしかったり、難しく感じていました。
これからは少しずつでも、嫌われたくない自分と向き合いながら、自分のことを晒していきたいと思います。
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福本 佳大
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