写真は出産当日、お産するクリニックに向かう際に、けいたくんが
最後だからと、マタニティマークのキーホルダーをつけてくれた。
(私はもうお腹が大きいからと、つける事すらさぼっていた)
私の出産レポ その1 私が陣痛の痛みを乗り越えた方法の続きです。
出産当日
出産の始まりは本当に人それぞれです。
陣痛、破水、おしるしなどなど。
私はおしるしが早朝にやってきました。
陣痛は来ていなかったので、ひとまず寝ようとするけど、もう興奮して眠れなくて。
とりあえず入院準備を完璧にして、
その日は、けいたくんと大好きな大戸屋にお昼を食べに行くつもりでした。
この頃はまだ、今日、大戸屋で何食べようか考えてた。笑
でも、段々とお腹がキューっと繰り返し痛みだして。
とりあえず陣痛アプリ起動!使い方間違えてワタワタしたり。
10時にクリニックに電話するも、まだ陣痛の前段階だから、もう少し待機。
もう、大戸屋は断念、無念。
13時、急に痛みの間隔が短くなり、痛みの度合いも強くなって来ました。
クリニック電話し、来てもいいです!という了解をもらい、出発!
痛い波が来た時は「大丈夫だよー。もう出て来ていいからねー。」と自分よりも、
お腹の子に話しかけました。
そうするとスーッと痛みも落ち着くような気がしました。
ずーっとけいたくんは腰をさすっててくれました。
クリニックについた瞬間、助産師さんを見た私は安心したのか、
「叫んでもいいですか?」と質問し、そこからは、かなり叫びました。
助産師さんも優しく、あなたしかいないから叫んでもいいわよー。って。
「子宮口8センチまで開いてるわ。
お家でだいぶ頑張ったわねー。我慢強いのねー。」と言われ、
痛みよりもその褒め言葉に泣きそうになるー。
すぐに分娩室に移動して、そこからは陣痛の波がどんどん短くなって来て、
「痛いー!」と叫ぶ私を助産師さんが支えてくれました。
「痛いよね、だから我が子はかわいいんだよー。」とか、
「あなた、3人目?初産でこのペースははやいわよー。」
「あなた、痛い中、冷静ねー。」などなど、めっちゃ励まされる。
褒められて泣きそうと、けいたくんにつぶやく私。
痛い最中、今はお腹の子の方が痛いんだ。って思うと、
がんばれー。がんばれー。しか出てこなくて。
おおよそ6時間ほどの陣痛で、スルっと産まれてきてくれました。
産まれてすぐ我が子は泣いてくれて、私の胸の上に置かれました。
私の中で生命が育まれていたんだー。って奇跡に、ばぁーって泣けて来ました。
「生まれてきてくれて、ありがとう。」って言葉がぴったり。
結局は痛いー!って叫びまくったけど、でも、痛みも、鼻からスイカじゃなかった。
心地よい痛みってこういう事だろうな。って思えたのは翌日。
1人でお昼ご飯を噛み締めていた時でした。
自分も母親から生まれる時に人生最大の痛みを乗り越えたから、陣痛も大丈夫と思えた。
陣痛は我が子を応援する痛みだって思えたから乗り越えられました。
お産は痛いことじゃなくて、生み出すための気持ちいい、痛み。
本当、自分の中の感じ方次第で、変えていける。
こちらが、生まれたての神様。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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