私が布ナプキンにしようと思ったきっかけ
経皮毒について知ったのが大きなきっかけでした。
経皮毒というのは皮膚を通じて有害性のある毒物が吸収されることです。
紙ナプキンをあてる陰部は腕の内側を1とすると42倍、吸収しやすい性質を持っています。
紙のナプキンには血液を吸収して固めるための化学物質(高分子ポリマー)、清潔に保つための塩素漂白剤などが含まれます。
陰部には膣があり、内側は粘膜なので、皮膚に比べてより吸収しやすい。
それらの化学物質の吸収が子宮疾患がもたらされる原因では?とも考えられています。
調べていく中で私はこの化学物質の吸収が冷えにつながり生理痛が引き起こされる。という記述を見ました。
生理痛が起こるのは、子宮収縮のために分泌される「プロスタグランジン」が原因です。
「プロスタグランジン」は血液の不足、また冷えによってたくさん分泌され、生理痛を引き起こすと考えられています。
本来、生理痛がないのが正常な状態という事です。
でも痛い時は我慢せず、鎮痛薬を飲みましょう。
痛みがストレスになって生理が嫌なものになってしまうと、自分の女性性を否定することにもつながります。
私も布ナプキンに変えてからも痛みがある、初日や耐えられない時は我慢せず使っています。
鎮痛薬について
市販されている鎮痛薬はたくさんあります。今回はメジャーと思ったバファリンを例に。
バファリン
半分の優しさは胃粘膜を保護するダイバッファーHTという成分で、アスピリンの胃潰瘍の副作用を予防するために入っています。
アスピリンという成分は歴史的にものすごく古い成分です。痛みを抑えるためには多めの量を飲まなくてはなりません。
むかーし飲んだとき、おそろしく錠剤が大きかった思い出があります。
バファリンルナJ
成分はアセトアミノフェンという鎮痛成分が含まれています。
これは小児から解熱剤として少量から使用されるお薬です。1錠100㎎と少量の錠剤なので7歳から使えます。
バファリンルナi
成分はアセトアミノフェンに加えてイブプロフェンという鎮痛成分が加えてあります
アセトアミノフェンとは異なったやり方で鎮痛効果を示します。
痛みの原因のプロスタグランジンが増えるのを抑えてくれます。
バファリンルナiは15歳以上からの使用になっています。
バファリンプレミアムはこれを速く効く様に作った錠剤です。
バファリンEX
バファリンシリーズの最新版、ロキソプロフェンという鎮痛成分が入っています。
この薬は第1類医薬品で、処方せん医薬品(医師に処方せんをもらって、購入する薬)と同じ成分が含まれています。
ロキソプロフェンは、イブプロフェンよりも痛みを抑える効果が強いと思います。
痛みを抑える方法は同じです。私はつらい時はロキソプロフェンを使用します。
副作用で胃潰瘍が多いのでこの製剤も胃粘膜を保護するアルミニウムゲルが製剤に含まれています。
他社にはロキソニンSなどあります。
大きな特徴は市販されている医薬品に関しては
イブプロフェンの入った薬は第2類医薬品なので薬剤師ではない登録販売者がいれば販売が可能です。
ロキソプロフェンが含まれる薬は第1類医薬品なので薬剤師のみが販売することができます。
効果が強い分、副作用が出る可能性も上がります。
まとめ
なぜ布ナプキンなのか。なぜ生理痛が起きるのか。鎮痛薬について書いてみました。
調べてみるといろんな意見が出てきます。
でも私は布ナプキンを使い始めて、大事なのは自分が使っていて気持ちいいかどうか。
そこを自分と対話しながら、見つけられる人が増えたらいいなと思っています。
生理が面倒くさいとか、つらい、そういう女子が少しでも減って、良いものだと思える人が増えてほしいです。
読んでくれてありがとうございました。
参考にしたサイト
ライオン株式会社
関連情報
[capbox title=”あわせて読みたい!” titleicon=’icon-book-open’ titlepattern=2 bdstyle=4 bdcolor=#70c9a5]
[/capbox]