今の私にとって本はなくてはならないものになっています。
「人はどうして生きるのか。」
18歳の時、部活も引退し、進学先も決まった私、残りの高校生活をアルバイト、そして友達と遊ぶ日々。
なのにものすごく空虚な思いを抱いていました。
私の中で湧いてきた疑問「人はどうして生きていくのだろう?」生きていく理由がわからない。
もう死んじゃってもいいのでは?と思っていました。
あまりにも落ち込みがひどいから、友達に相談しました。
友達に思い切って相談した結果。「大丈夫?病んでいるんじゃない?」
この一言で友達にも言えないな。こういう悩みって人に言うものじゃないのかな。
そんなもやもやした日々の中、本屋に行ったときに私はある本に出会います。
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当時江原さんは大ブーム。テレビにもひっぱりだこな時でした。
それにしても、よく手に取った私!昔の私をほめてあげたい。
こんな本買ったら店員さんにどう思われるんだろう・・・。そんなことまで考えていたこと今でも覚えています。
中に書いてあった内容って本当に今ではあっさりしか覚えてないけれど
人の命は輪廻転生、死んだらまた生まれ変わり、前世で全うできなかった宿命を背負って生きている。というようなお話。
自殺について書いてあったり、初めて生と死について考える事を大人と対話した気がしました。
当時の私にはこの本の内容がすごい腑に落ちたのです。
悩んでいてもいいし、こういう考え方もあるという事を知れたのが自分にとっては大きな経験でした。
そこからは常に本を持ち歩く様に。それまでは本を読むことに全然興味ありませんでした。
でも自分の気になった本は手に取り読む様になりました。
自己啓発の本で女子向けのものは表紙もかわいくてきれいだったり、よく手に取っていました。
エッセイなど誰かの生きざまを知れるのも大好きです。
自分の知らない世界を教えてくれる本にどんどん惹かれていったのを覚えています。
夫婦で暮らし始めた時・・・
本棚に2人の本を混ぜて入れているのですが選んでいる本が大体似ています。
夢とか自分らしくとか、8割近く自己啓発、ビジネス本。
読んでいる本が似ているって会話も弾むし、昔から仲良かったような感覚はきっとここからでは?と思っています。
これからは小説、歴史本を読んでもっと語れる私になりたい。
悩んだ時は本に聞こう
もちろんインターネットも今では手軽に、早く情報を手に入れる事ができますが、私は本に頼る事が多いです。
デジタルよりも紙ベースの方が安心する・・・。まだ電子書籍には手を出せていません。
夢は大きい本棚、たくさんの人に本に出会ってほしい
忙しかったりすると隙間時間で本を読むのもなかなか難しい。そこで眠りたいという人いると思うし。
でももしできたらゆっくりと時間をとって、気持ちを落ち着かせて
いつものお友達とは違う著者と対話して、元気をもらったり、しんみりと泣いたり。
そんな場所を提供できたらなというのが最近の1つの夢です。
読んでいただきありがとうございました。
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