今回の引っ越し先を決めた理由のひとつは「海のそばに住みたい」というけいたくんの夢を叶えるため。
出会った頃から、けいたくんはずっと言っていました。
当時の私はそれに対してOKを出す事ができませんでした。
けいたくんは公務員でしたし、そして私にとって海の近くは知り合いのいない所。
あと、大きかったのは私の実家が都内にある事。今住んでいる場所から1時間ほどの場所にあります。
それが海のそばに住んだら今よりも離れてしまう。
けいたくんに「実家から離れていいの?」と聞かれて、なかなか「いいよ!」と答える事ができませんでした。
1人暮らしをするとき
就職して2年目、両親の反対を押し切って、1人暮らしを始めます。
人生で初めて親の反対を押し切って、自分の稼いだお金で決意をして独り立ちをしました。
でも別に家族が嫌いではなかったし、実家と仕事場の間で、実家に帰りやすい場所を選択しました。
自分の人生だ
この2年間、自分と向き合う事がたくさんありました。
それは時にとってもつらかったり、恥ずかしかったり、時に悔しかったり。
でもようやく最近、自分と向き合う事の本当の意味が分かってきました。
今の人生は私の人生だという事。
何か大きな決断をする時、小さな事を決断する時、
自然とお母さんなら、なんて言うかな?ってこんな事したら、お母さんに怒られる。って考えているようです。
私自身がそうでした。
「きっと私が遠くに引っ越してしまったら、お父さんお母さんは悲しむんじゃないかな。」
この2年間、この気持ちをどこかで持っていました。
結婚式の時に司会者の方から「愛さんはどんなところが自慢な娘さんですか?」という質問をしてもらったのです。
それは私自身、両親に認められていないのでは?という葛藤をずっと抱えていたから。
この機会に聞いてみたいなと思って、聞いてくださいとリクエストしました。(もちろん、けいたくんも。)
私の父はその時に「自慢の娘です。」と言いました。おそらく3回くらい。
いや、特にどこがって聞いてるんです!って心の中で突っ込んでいたけれど今思うと、これで充分。
私の両親は私の事充分認めてくれてるし、私愛されているんだなぁって、この出来事は気がつかせてくれました。
まだ落ち込むと「認めてほしい!」が出てきてしまうけれど、この事を思い出せば大丈夫。
けいたくんも「自慢の娘なんだよ。愛ちゃんは!」ってよく言う。
私の人生だし、どう決断しても、どう生きても親に嫌われてはいない、愛されているんだし。って思える様になりました。
引っ越しの決断を報告
遠くに引っ越すよ。って言ったら「2人の決めた事ならいいんじゃない?」と。
寂しいとか言われるのかな?と思っていたけれど案外そんな事はなく・・・。言わないだけだと思うけれど。
勝手に自分で、こんな事したら悲しませるかもなんて悩んでいたの私だけだったなー。と実感。
よく考えたら人生の決断をする時、付き合って2か月で同棲しますから!結婚しますから!
結婚式ここでやりますから!私達仕事辞めますから!ふりかえると、ほぼ事後報告な私でした。
だから父も鍛えられたのかもしれない。
こんなことしたら両親悲しませちゃうかも、なんて思っているのは自分だけかもしれません。
私自身もこんな風に気がつける様になったのはビリーフリセットで自分と向き合ったおかげです。