どうして読もうと思ったか。
この本は買ったのですがずっと手を付けられなくて置いてありました。
お金は知識よりも在り方、関わり方の様な気がして、知識の本からは遠ざかっていたけれど、今だ!と読みました。
自分の目で確かめる。
耳にした、目にした情報をまず、自分の目で確かめる。
データをちゃんと見る様にすると案外思い込みで不安がつくられていたことに気が付く。
お金とは一体なのか
価値の交換、価値の貯蔵、価値の尺度をはかるものでしかない。
年金制度、医療保険制度など、政府は誰もやりたくない事をやってくれていることをまず知る。
財産三分法
もらったお給料を3つに分ける方法を財産三分法という。
- 財布→その日に必要なお金、ポケットマネー
- 投資→なくなってもいいお金
- 預金→家賃などの固定費の支払い、なによりポイントは流動性。この預金が必要な時に使えるかというのがポイント。
お金を使う時に大切なこと
楽しく使う。ただそれだけ。
自分がハッピーになれる使い方をする。
そのために必要なのは何が楽しいと感じるのか?どんな人間になりたいかの自問自答が必要になってくる。
マイホームがあったら幸せ?
家を買う事についてのデメリット
自分の流動性が下がる。ローンの支払いがあるから仕事が辞められない、引っ越しができない。
家族の数が変わっても家の形を変える事ができない。
ローンを払い終わる頃の価値は下がってしまっていること。
そしてお金に変えづらい、流動性が低い日本には今、空き家がどんどん増え、売り手が増えて、買い手が少ない、価値が下がる一方。
メリットは老後に住む場所に困らない。それを重視して買うのも良い事。
マイホーム神話と言われるほど、マイホームを持つことが大事とどうしてこういう風潮になったのか。
戦後に住宅金融公庫ができて、一般人でも住宅ローンが組めるようになったので、
国は内需を増やすためにマイホームを買うように推奨し始めた。
お金を貯めるという事
日本人特有のお金は貯めなくてはいけないという執着。
お金をためるという事より、毎月収入を得るということの方が大事。
投資の考え方
投資するときに考えるのは、どれだけ成長するのかという事が大切。
まず、これから成長するといったら投資すべきなのは「自分」。
自分に投資しておくほど、選択肢が増える。
何かを学べば稼げるようになるかもしれないし、英語が喋れれば世界で仕事ができるかもしれない。
お金の投資は投資信託がおすすめ。プロの投資家に自分のお金を任せて投資してもらう。
長期的な視点が必要だが様々な商品から選ぶことができる。ただ人を挟むので手数料がひかれる。
まとめ
お金は貯めて、多く持っている方がいい。と親からの価値観をもらって思っていました。
お金の事は親からしか学ばないし、学ぶといっても感じ取るの方が近いかな?
改めてプロの意見に触れられて学びになりました。
ここから実践していくことは、本当に稼げる力をつけることだなと思います。
30年後の自分が60歳になる時に、どんな社会になっているかは予測は難しいけれど
この本では定年は廃止されると書かれていました。確かにどんどん定年延長が当たり前になっているし。
お金に縛られずに、毎日楽しく使う事を大切にしていきたいです。
この本は内容が詰まっていて、投資、保険についての考え方、そして選挙の投票の仕方まで・・・。
社会勉強にお勧めです。
関連情報
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今日も読んでくれてありがとうございました。