マーガレット・ワイズ・ブラウンさん さく、レナード・ワイスガードさん えの絵本「たいせつなこと」を読みました。
うちだややこさんが翻訳されています。
この絵本は絵本ナビを見ていた時に見つけて、気になったので図書館で借りてみました。
絵本の概要
この絵本は1949年に出版され、半世紀以上たった2001年にはじめて日本で出版された絵本です。
日常の中にあるものや虫、植物のたいせつなことを表現している絵本です。
読んでみて
見開きでひとつひとつ「たいせつなこと」が紹介されていて、リズムよく読むことができます。
また、「たいせつなこと」を表現している視点がすごく素敵で、普段いかに気づけていないか、気づこうとしていないかを考えさせられました。
意味のないことなんてないんだなと感じました。
そして、最後のページでグッと胸にくるものがありました。
あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは
からだと こころを ふくらませ
ちいさな いちにんまえに なりました
そして さらに
あらゆることを あじわって
おおきな おとこのひとや おんなのひとに
なるのでしょう
でも あなたに とって
たいせつなのは
あなたが
あなたで
あること
まとめ
この絵本に出会えてうれしく思っています。
忘れがちな「自分」を思い出させてもらった温かい絵本です。
今の自分にはぴったりの絵本で、もっと自分と対話していこうと思います。
手元に置いて何度も読みたいと思ったので、購入しようと思います。