心屋仁之助さんの『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』を読んでみました。
コミュニケーションが苦手です。
知ってるー。と声が聞こえてきそうですが…。
過去にもコミュニケーションがなってないと言われて悔しい思いもしました。
コミュニケーションがうまくなるためには?どうしたらいいか。
さっそくご紹介します。
うまくいかない原因
本にも最初に書かれています。
自分の近くに嫌いな人や苦手な人など「問題があると思う人」がいる場合、実は、自分の中に「問題の種」があるのです。
なんで?
認めたくない。
私は悪くない。
など聞こえてきそうです。
僕もそう思ってました。
でも、考えてみると同じ出来事でも、問題と思う人と思わない人がいませんか?
自分も反応してる時としてない時ありませんか?
自分の問題の種に触れているから反応してしまうのですね。
なぜ、反応するのか?
なぜ、反応するのか?
それは自分のルールがあるからです。
例えば、時間は守らなければいけない。または、時間は守るべきだ。と思っているとしましょう。
待ち合わせをしていて相手が遅れてきたとき、なんで遅れてくるんだとイラッとします。
また、遅れてきて待たされて大切にされていないと感じるのです。
「やらねばいけない」「するべき」は怖れからきています。
何を怖れているかというと、人から嫌われる・見捨てられるです。
どうせ→やっぱりループから抜け出そう
上記の例でいくと、「どうせ自分は大切にされない」と思っていると、相手が遅れてくる(大切にされないと思えること)ことを見て、「やっぱり自分は大切にされない」と思うのです。
これがどうせ→やっぱりループ。
これは今に始まったことではありません。
過去の経験を経て、無意識に自分が思ってしまっていることです。
このどうせ→やっぱりループを抜け出すためには、過去を振り返る必要があります。
思い込みに気づく
過去を振り返る必要がある。
自分のルールはいつ作られたのでしょうか?
社会人になってから?学生時代?幼少期?
実は僕もこの例のことは思ってました。
僕は幼少期に親にぐずぐずしない!早くしなさい!と言われてました。
だから、早くしないと親に嫌われてしまうと無意識に、そして勝手に思ってしまったのです。
これが思い込みです。
つい最近まで嫌われると思っていましたが、自分が思い込んでいるだけだと気づくことができました。
してもいいと許可を出そう
これは僕も今実験中ですが、今まで自分でダメとしてきたルールを「してもいい」にして許可を出すようにしています。
やってみて嫌われないとか、見捨てられないこと体験するためです。
怖いですよね。
わかります。
今まで我慢してきましたからね。
僕が許可を出したことのひとつは、例で出した時間を守らなくてもいいです。
自分が遅れた時は素直に謝り、相手が遅れた時はイライラせず、空いた時間に何をしよう?と考えることができるようになりました。
仕事を辞めることができたのも、辞めてもいいと自分に許可が出せたからでした。
「大丈夫」という世界を体験して、もっと自由になろうと思います。
まとめ
原因は自分。
自分の思い込みに気づいて、禁止していたルールをしてもいいに変えてみる。
訓練中だけど、前に比べれば楽になりました。
まだ出てくる思い込みもあるけれど、あーまた出てきたーと対応できるようになってきました。
僕と同じようなコミュニケーションが苦手な方にぜひ、読んでいただきたい一冊です。
おすすめです!
関連情報