PR

「コミュニティデザインの時代 自分たちでまちをつくる」 山崎亮さん著を読みました。

未分類
記事内に広告が含まれています。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク

\楽天売れ筋ランキング/ 楽天ランキングページはこちら<PR>

\12月31日 23:59まで/ Amazonふるさと納税はこちら<PR>

どうして読もうと思ったか。

コミュニティ作りについて知りたいと思っていたら、うちの本棚にこんなぴったりな本があったー!

コミュニティ作りが時代に伴ってどう変化していったか、

実際にコミュニティデザインをするときの方法を実例を混ぜて紹介されています。

コミュニティの歴史

農耕時代、互いに協力して年貢を納めていた時代からコミュニティの歴史はさかのぼります。

年貢の時代が終わっても自治体、町内会などが残ってきました。

土地に昔から住んでいる人はしがらみがあったり、

新たに引っ越してきた人はお客さん扱い、お互いに干渉しあわない様になり無縁社会などの問題もでてきました。

これから人口が減っていく日本で人と人とがいい塩梅で、

自由と安心とバランスを保つことのできるコミュニティ作りが求められます。

東京から地域へ

東京などの都市に人が集まり、地方の過疎化が深刻になっていたけれど、

これからは人口が減少するため東京でのやり方が地方で通用するわけではなく、

良い感じで人がまばらに分布する適疎という言葉が出てきました。

地方で若いオーナーがカフェを開き、そこに地域の老若男女が集まる。そこで交流が生まれる。

大事な事は主体性をもつこと

著者の山崎さんはいろんな場所でコミュニティを作っています。

場を作ったり、プロジェクトを遂行することはできるけれど、

そのあとにその場を支えていくその地域に住む人たちの主体性が大事になってくる。

問題を自分事にする。そのためにやっているのは会話。

プロジェクト発足させるときに、地域の人達とヒアリングをするときにいかに顔を見て話しをするか。

入ってきた自分達がやりたい事ではなくて地域の住民がやりたい事を聞きだしていく。

コミュニティ作りの変化

コミュニティの始まりは歴史でも書いてある、自治体、町内会など住宅地に専門家が介入して施設を建設する。

しかし専門家が介入しただけだと継続性がなく、地域の人達を巻き込んだコミュニティ作りが始まった。

現在は人を集める、人とのつながりを作る事にシフトしていっている。

何か施設を作る事を前提とせず、デパート、公園、駅前の広場、そこでいかに人と人をつなげるかという

コミュニティの作り方が変化している。

コミュニティの成果

具体的な数字で表現できるものではない。

災害の時にスムーズに対応できるなど、有事の際だけではなくて、生活が豊かになる。

自分の居場所がコミュニティにあることで、生きていく活力につながる。

まとめ

コミュニティという言葉をよく聞きますが、コミュニティがどう変化していったかの流れが知れたのは面白かったです。

最近コミュニティというイメージはネット上でというものも増えてきたなと感じています。

コミュニティ作りは継続していく人の主体性が大事と感じました。

関連情報
[amazonjs asin=”4121021843″ locale=”JP” title=”コミュニティデザインの時代 – 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)”]

全国書店ネットワーク e-hon

今日も読んでくれてありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました