上記ブログの続きです。
前職で仲良く一緒にお仕事していた大好きな先輩に誘われて、WSにファシリテーターとして参加してきました。
芦野 朱(あい)さん 医療事務、そして後輩育成に、診療所事務の能力を明らかにして発信したり、
多職種連携を広めるべく頑張っております。サッカーは浦和レッズが好きです。
地域で働くケアマネージャー、訪問看護師、調剤薬局薬剤師、医師、診療所看護師の多職種の方が参加されていました。
参加された方たちは一緒に働いている人もいれば、初めましての方もいます。
今回は6グループに分かれてWS開始です。
そして6人の多職種の医療者がファシリテーターとして参加しています。
私は薬剤師、その他には医師、診療所看護師、ケアマネージャー、訪問看護師、医療事務の方が
ファシリテーターとして参加。看護師さんだけでも働く場所によって働きも、視点なども変わってきます。
今回私が担当したテーブルはケアマネージャー、看護師の参加者で構成されたグループでした。
まず現場で感じるもやもやを共有
「薬ってみんな飲んでいるのに、薬剤師さんと話す機会はないんです・・・。
困ったら看護師さんに相談するし。」
私が薬剤師という事から担当したテーブルのケアマネージャーからこのようなお話しがありました。
医療介護の現場で働いていても、よく接する職種の事はわかるけど、
全然接する機会がないと知らない事もたくさんあります。
私も実際、ケアマネージャーの名前は知っています。でも仕事を一緒にすることは、ほぼなかったです。
[capbox title=”ケアマネージャーとは” titleicon=’icon-book-open’ titlepattern=2 bdstyle=4 bdcolor=#70c9a5]
“https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%B0%82%E9%96%80%E5%93%A1”
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ポスターを作ろう
各テーブルでファシリテーターにインタビューをして、その職種の事を知ろうというのがWSの1つ目の目玉。
ファシリテーターから自分の職種がどんな視点で患者さんを見ているか、どんな役割を持っているかなどを
お話しさせてもらってそれを模造紙の大きなポスターにしてもらいます。
「薬剤師さんは患者さんのどこをみているのですか?」
「薬剤師の役割ってなんですか?」
「どうして薬剤師になったんですか?」
「どうして会議にでてくれないんですか?」などたくさん質問してもらって、ポスターを作製します。
参加者の方から「薬剤師さんってそんなこと考えていたんだ。もっと頼っていいんだね。」と
完成した薬剤師のポスター
ポスターツアー
2つ目の目玉、作ったポスターを他の人に説明しよう。
医師、診療所看護師、訪問看護師、ケアマネージャー、医療事務、薬剤師、6枚のポスターが
できあがったので自分の作ったポスターの担当職種を人に説明をします。自分の言葉で。
大体3分でプレゼンをしてもらうのですが・・・。最初は他の職種のこと、3分も話せないですって
大体言われるんですが、ポスター作成後は3分で語れ切れないほど、その職種についてみんな話せます。
そして他職種も学べる一石二鳥以上のツアーです。
他の職種を知る事で気がついたこと
ツアー終了後、ポスターを作ったグループ内で、他の職種を知った上での気づきを共有、
そして現場に持ち帰ってできそうな行動宣言まで行います。
「薬剤師さんを会議に呼びます。もっと頼っていきます。私の中で薬剤師の存在が大きくなりました。」
私のグループでいただいた感想、もう今日参加して本当に良かったと思います。この一言。
このように多職種連携の勉強を始めて気がついた事なのですが、
薬剤師の事って実は全然、知られていないんだっていうのも最初は衝撃でした。
よく私の事なんてわかっているでしょ?なんて。彼氏に求めちゃう時ありますよね?
でも、それって言わないと相手は気がつかないものなのです。
それと一緒じゃないかな。なんて。
参加されていた薬剤師さんとの出会いもあったり、人の顔が晴れやかになるWSってやっぱり楽しいです。
多職種連携がもっとたくさんの医療者が学べたら、きっと幸せな医療者が増えると思います。
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