2025年3月の終わりから、私は助産院で働き始めました。
助産師ではないけれど、調理補助と事務という立場で、妊婦さんや産後のお母さんたちのそばにいられること。それは想像していたよりも、ずっと尊く、心に響く体験でした。
今は、主に調理のお手伝い、掃除、洗濯など「暮らしを支える仕事」が中心です。
まだまだ慣れないことも多いけれど、「誰かの人生の節目に立ち会えること」の重みを日々感じています。
ごはんは、心を整える時間
毎日つくる食事は、ただの「ごはん」じゃありません。
産後のお母さんたちは、ホッとできる時間がとても限られている。そんな中で、「あたたかくて、ほっとするごはん」を届けることが、どれだけ大切なことかを学びました。
食材の切り方ひとつ、出汁の香りひとつに、思いを込めて。
洗濯物にも、祈りをこめて
最初はただの作業だった洗濯も、今では「見えないケアのひとつ」だと思えるようになりました。
赤ちゃんのタオル、ママのパジャマ。
一枚一枚に、今日も無事でいてくれてありがとうという気持ちをこめて干しています。
はじまりの記録
このブログでは、助産院での私の小さな学びや気づきを、少しずつ綴っていこうと思います。
この場所で、いのちとふれあい、食と暮らしを通じて寄り添う日々を記録していくことが、未来の自分や、誰かの役に立つと信じて。