心理セラピストである棚田克彦さんの「あなたの運命が本当に変わる心理学-幸福と健康の鍵は”家族”にあった」を読みました。
以前と今とでは家族に対する想いも変わってきています。
”http://29i.jp/archives/4295″この本を読んで過去の自分の家族との関わり方について学ぶことができました。
さっそくご紹介します。
行動にはパターンがある
行動のパターンは子供のころまで遡ります。
本にはこう書かれています。
小さな子供の個人的良心は、「両親とつながるため、両親から愛されるためには、何をすべきで、何をすべきでないか」というルールを全力で学習します。
僕の経験からすると、両親に嫌われないように、両親を困らせないように、
- しっかりする
- 弟の面倒をみる
- 自分でできることは自分でやる
- 甘えない
- 泣かない
などをしてきました。
なぜ、両親に嫌われないように、両親を困らせないようにするか?
生き延びるためです。
このルールが自分の行動パターンの基礎になるのです。
両親とのつながり
誰もが両親から生命を与えられています。
そして、生き延びるため以外にもそれぞれの親から愛のエネルギーを獲得しようとします。
母親からは「優しさの愛」
自分や周りに対しての優しさや、人を受容・共感する能力。
父親からは「強さの愛」
大切な人やものを危険から守る能力、行動を起こして問題を解決する能力。
そのエネルギーを獲得できないと問題が生じます。
僕の場合は、父親が怖く距離を取ってしまっていたので、自信が持てなかったり、行動したいのになかなか最初の一歩が出なかったりしました。
本にはこう書かれています。
両親を否定したり、家族を拒絶する行為は、結局は自分自身の魂を傷つけることになる。
この愛のエネルギー取り戻すためにある方法があります。
ファミリーコンステレーション
ファミリーコンステレーションは、
家族システム全体を世代間横断的に支配する集合的良心に対してアプローチすることで家族メンバー間の”もつれ”を解消し、家族システム全体に秩序を取り戻すことで問題の解決を図る。
本の中にはファミリーコンステレーションのワークや事例も載っているので見てみてください。
まとめ
本に載っているワークにもチャレンジして、自分の本来の力を取り戻し、日々の行動パターンを変えていきたいと思います。