たまたま図書館でみつけたこの本。
医療を受ける側も、提供する側も経験して感じたこと。
提供する側は専門的知識を提供するのがお仕事ですが、
受ける側の患者、そして家族としての知識、心構えが必要なことを感じています。
この本はそれがわかりやすく書いてありました。
今すぐ実践できることと、心構えをここに書いていきたいと思います
健康な時から準備をしておく。
病院には様々な種類があります。大学病院から地域のクリニックまで。
病院ごとにそれぞれの機能と役割があることを理解しておく事が必要。
大学病院は特定の機能をもっている病院もあるため、紹介状がないと受診ができないことなどもあります。
そして、これは良い!と思ったのは「かかりつけ医を見つけておく。」
この本で推奨されていたのは、内科、歯科、そして高齢の場合は眼科も。
私が思ったのは女子は婦人科もかかりつけ医があった方が良いと思いました。
どうやって探すのか。
事前に病院のサイトをチェックして情報収集。
通いやすいのか?スタッフの雰囲気は?施設は清潔か?病院の方針は?
口コミで判断するのではなく自分の目で見て感じることが大事。
かかりつけ医を作っておくと、関係性を作っておくことで、話が早かったり、
親身になってもらいやすい。もしそこでの治療が難しくなった場合でも、
他院を紹介をしてもらえるなどの利点があります。
「病気にならないように。」というストレス。
テレビで健康にいいって聞いたから、ある特定に食材ばかり食べる、またこれは食べない様にしよう。
といって本当に自分の食べたい物我慢する。やりたいって思っていたことを我慢したり。
病気にならない様にと思いながら、これは逆にストレスで窮屈に感じます。
逆に病気を引き寄せてしまいそうです。
病気になっても大丈夫。
健康で心も元気な時に、情報収集をしてかかりつけ医を見つけておく。
金銭的な面では保険を検討しておく。
家族と対応を検討しておく。などなど健康な時からのマネジメントをしておけば
私は病気になっても大丈夫と日常生活を楽しめる。
医療を受ける側の自分軸の大切さを感じました。
医者をその気にさせるスイッチ
挨拶をしっかりする。
診察前の「こんにちは」、「お願いします。」診察後の「ありがとうございました。」
スイッチは全てで7個書かれていました。
症状が回復すれば、その事をちゃんと感謝の気持ちと一緒に伝える。
目を見てコミュニケーションをとる。
これって人間関係を築いていく事と同じじゃん!読んで感じた事は「医師も人」という事。
医者にかかれば大丈夫ではなく、自分で治す意志を強く持つこと。
それが大事だなと思います。
正しく医療を使えば自分自身も健康で、不要な医療を減らせれば経済効果もあります。
正しい知識を患者も学んでいく事が必要です。
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